現在のビットコインはITバブル崩壊後のAmazonと同じ状況=仮想通貨VCの幹部が示唆

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ベンチャーキャピタル企業クリプトオラクルでパートナーを務めるルー・カーナー氏は、CNBCによるインタビューの中で、現在の仮想通貨価格の下落を00年代初めのドットコム・バブル崩壊になぞらえた

カーナー氏はCNBCの番組「ワールドワイド・エクスチェンジ」の中で、強い仮想通貨はドットコムバブルを脱した大企業と同様に見なすべきとして、eコマースの巨人、Amazonを例として挙げながら、次のように語った。

インターネットバブルは私たち仮想通貨関係者の多くがその動きについて注目している。その当時を振り返ってみると、ほぼ間違いなく人類史上で有数の大企業であるAmazonが2年間で95%以上も下落していた

Amazonは97年5月に株式を公開、その1株あたりの価格は18ドルだった。同社の株価は98年12月までに1株あたり300ドル以上にまで急騰したものの、00年3月に起きたドットコム・バブル崩壊直後には株価が1株あたりわずか6ドル以下にまで暴落した。その後、Amazonは長い期間をかけて米国第2位の企業にまでのし上がり、市場価格1兆円を達成した。

カーナー氏は、市場が一夜にして70%下落した13年の一日を振り返りつつ、現在の乱高下は古参のBTC投資家が経験してきたものと比べればどうということではないと語った。カーナー氏は「これこそが仮想通貨投資の全てだ」と言い足すとともに、あらゆる偉大な技術変革の影響力は短期的には過大評価され、長期的には過小評価されるとも指摘した。

ベンチャーキャピタリストであるカーナー氏はさらに、ビットコインは「かつて作られた価値の保存手段の中でも最高のものだ」と述べ、ビットコインはやがて金を超えるだろうと付言した。つい先日に起きた仮想通貨市場の下落の背景として考えうるものについて尋ねられると、カーナー氏は「仮想通貨は、その大半が信頼の他に潜在的価値を持たないため、あれほど弱くなっている」と主張した。

仮想通貨市場の将来に関して前向きな見通しを共有してきた業界の専門家は多い。米国を拠点とする国際貿易・テクノロジー企業のサスケハナでデジタル・アセット主任を務めるバート・スミス氏は市場暴落の真っただ中でも自分がなおもBTCの長期的な信奉者であると述べながら、仮想通貨トレーディングが「長いゲーム」である点と「あらゆる偉大なアイデアは不安定である」点を強調した

ベンチャーキャピタル企業のブロックチェーン・キャピタルでパートナーを務めるスペンサー・ボガート氏も、現在の弱気市場にかかわらず、仮想通貨に存在するチャンスは「なおも広大である」と考えている。ボガート氏はまた「単一仮想通貨」主義の立場を表明しながら、ビットコインには「確立された最大のネットワーク効果」が存在し、「第2位の仮想通貨よりも5倍以上の大きさである」と主張している

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