米国のヘルスケア企業アライアンス、医療データの共有にブロックチェーンを試験導入

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米ヘルスケア企業大手が連携して、データの質向上と経費削減を目指し、ブロックチェーンソリューションを試験的に運用することを決めた。米国のモダン・ヘルスケアが報じた。

新たに結成されたシナプティック・ヘルス・アライアンス・グループには、ヒューマナ、マルチプラン、ユナイテッドヘルス・グループのオプタム、ユナイテッドヘルスケア、クエスト・ダイアグノスティクスが参加。これに最近になってアセンションとCVSヘルス・エトナが加わった。

アセンションは、モダン・ヘルスケアによると非営利の医療システム企業としては米国最大、CVSヘルス・エトナは推定2200万人の会員を擁している。

米保健省傘下のメディケア・メディケイド・サービス・センターが16年9月~17年8月までのデータを分析したところ、メディケア・アドバンテージ(任意保険部分)の情報には少なくとも半分に誤りが含まれており、それが原因で医療サービスの遅れや罰金の請求など顧客に影響が出ているという

モダン・ヘルスケアによると、新たなアライアンスは、分散型のストレージシステムの安全性と、全ての情報をほぼリアルタイムで追跡する能力のおかげで、情報をより正確に保管できるようになることを期待しているという。

記事は、医療提供機関が年間で最大21億ドルをデータ保存に費やしていると指摘する。クエスト・ダイアグノスティクスのリディア・フォンセカCIOは、保険会社、顧客、医療提供者のために共有されたブロックチェーンネットワークを使用することで、医療ケア組織の事業経費削減につながると考えている

さらにモダン・ヘルスケアの記事は、プロセスの関係者に臨床情報を安全に共有するためにもブロックチェーンを活用できるだろうというアセンションのジェリー・ルイスCIOの意見を紹介している。

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