仮想通貨、原油市場…相次ぐ暴落は「フラッシュ・クラッシュ」の予兆か=米アナリストが言及

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアナリストが、仮想通貨市場と石油市場の暴落は迫り来る市場の「フラッシュ・クラッシュ(瞬間的暴落)」を示すものだと語った。ロイターが11月16日に報じた。 報道によると、このストラテジストは例えば石油市場で過去数週間に起きた状況など、さまざまな資産クラスにおける変動性の高まりやレバレッジの解消は弱気市場の展開の兆しであると示唆した。 ビットコイン(BTC)価格は11月14日、5400ドル未満に下落、それと同時に全仮想通貨の合計時価総額も1740億ドルにまで落ち込んだ。この価格の下落が今年における市場での乱高下記録を更新し、一方ではBTCの価格変動率が18年4月以来初めてビットコインティッカーの指標で7を上回った。 ブレント原油は13日、8か月間での最安値を記録し、1日での下落として過去3年間で最も激しいものとなった。現在の弱気市場の結果、今年は92年以来初めて現金が株式と債券をしのいでいる。このストラテジストは次のように語ったと報じられている。 「フラッシュ・クラッシュの材料は増えている……債券、FX、株式の変動性は全て上昇、レバレッジを解消する危うい出来事、異常なスプレッドを通じた混乱リスク……米ドルの激しい動きや衝撃的なマクロデータがきっかけで、急激なGDPと収入の下落に追い込まれるかもしれない」 このアナリストはロイターに対し、弱気のシグナルにもかかわらず、1200億ドルが株式に、350億ドルがマネー・マーケット・ファンドに、240億ドルが債券へと流れ込んでいると語った。それと同時に、市場は社債からの多額の流出を経験しており、投資適格社債は20億ドルを、ハイイールド債は23億ドルを失った。 ストラテジストは、「最後まで生き残る強気相場」はハイイールド社債と米ドルであると述べている。米ドルは年末までに値上がりし、19年の第1四半期中もさらに上昇を続け、その後下落するだろうとのうわさもある。 ファンドストラット社のアナリスト、ロブ・スライマー氏はビットコインの11月14日の暴落が仮想通貨市場を「極度に売られ過ぎ」な領域まで押しやると予測した一方、「長期的なテクニカル分析指標もあまり好ましくない」と述べている。スライマー氏は、ビットコインは「数か月間の反発」を後押しできるようにはなるものの、それも今週受けた「重大な」ダメージを乗り越えた上でのみだと結論づけた。

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ビットコイン急落時に逆行高を記録した仮想通貨ファクトム|最新の動向を調査

Factom(FCT)が急騰 ファクトム(FCT)が15日の早朝から本日の午前にかけて、65%以上の価格上昇を記録した。相場全体が弱気な中での急反発。Microsoft関連のプロジェクト等今後の展開への期待感が要因か。 Factom(FCT)が65%以上の価格上昇 Factom(FCT)が一際目立つ値動きをみせている。 BTCの暴落に伴い相場全体が非常に弱気な中、FCTの価格が、15日から17日現在で、BTC建てで47%以上の高騰を記録した。 以下は、FCT/USDにおける、coinmarketcapのチャート。 出典:coinmarketcap そのような価格急上昇の背景には、Factomの今後のプロジェクト展開への期待感が考察される。 29日にはチューリッヒでのミートアップを予定 今月29日に、スイスのチューリッヒで開催される「Azure Blockchain Meetup 」には、ドキュメント処理に関連したオランダのブロックチェーン企業であるSphereon社のCTO兼Factomのブロックチェーンリーダーを務めるNiels Klomp氏が登壇予定。 そこでは、FactomとMicrosoftとの技術提携の詳細が語られる予定である。 ミートアップのことを、Klomp氏はツイッターで予告した。 #Factom presentation for #Azure blockchain group in Zurich soon. Looking forward to it. Niels Klomp (@niels_klomp) 2018年11月16日 今後、Factomがどのように動きを展開していくのか、ミートアップではその詳細が注目されるだろう。 ハードウォレットLedgerがFactomに対応 また、Factomに関連した動きとして、ハードウォレットのLedgerがFactomを含めた、Lisk、MIX Blockchain、Musicoin、GameCredits、EtherGemの6つの通貨に対応することが公式により発表された。 出典:Ledger 今後、それらのFactomに関連した動きがどのように展開されていくのか。 今回はそれに関連した期待感が価格に反映されたであろうことが考察されるが、特にMicrosoft関連の動向にはさらなる注目が集まってことが予想される。 CoinPostの関連記事 2017-07-26 16:01 2018-09-02 13:08

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国際援助団体オックスファム、ブロックチェーンによるコメのサプライチェーン追跡プロジェクト立ち上げ

国際援助団体オックスファムが、ブロックチェーンを用いてカンボジア米のサプライチェーンを追跡するプロジェクト「ブロックライス(BlocRice)」を正式に立ち上げた。今月15日にカンボジアの日刊新聞であるクメールタイムズ紙が伝えた。 ブロックライスは、スマートコントラクトを用いて米農家とオランダの購買者の間のサプライチェーンの透明性と安全性を確保することを目的として開発が進められてきた。クメールタイムズ紙によると、22年までにプロジェクトの対象となる米農家を5000人に拡大する予定だという。 「このプロジェクトの目的は、一次生産者、カンボジア米の輸出業者、欧州の小売業者の3者間のデジタルコントラクトおよびブロックチェーン技術をテストし、農家の生活と米を供給する際の権限を向上することだ」とオックスファムが提供する情報パンフレットは説明している。 自動化が進み、生産者の顔が見えやすくなることで、農家は米により高い値段をつけ、経済的に不利な立場に置かれることを防ぐことができるようになるはずだ。 さらにクメールタイムズ紙は、カンボジアのオックスファムの代表を務めるソリン・リム氏の次の発言を引用している。「ブロックライスは、社会的、経済的な地位を向上するツールとしての同様のデジタルコントラクトの使用を促す」。さらにリム氏は次のように述べている。 「ブロックチェーン技術の応用により、米のバリューチェーンにおいて、多くの場合貧しい一次生産者である小規模農家の交渉力が高まることが期待される」 より強固なサプライチェーンを築く手段として米のサプライチェーンにブロックチェーンが適用されたのは今回が初めてではない。 中国アリババ傘下でアリペイを運営するアントフィナンシャルは8月、中国の地方政府と提携し、米の偽装販売を防ぐためにブロックチェーンの活用を始めている。

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3ヵ国の中央銀行がデジタル通貨を提案|法定通貨が抱える課題の解決策となるか

相次ぐ中央銀行発行のデジタル通貨に対する見解が公表 カナダ銀行、シンガポール金融庁(MAS)、イングランド中央銀行(BoE)が、中央銀行のデジタル通貨(CBDC)を推奨する報告書を発表。国際送金等、法定通貨が抱える課題の解決策としての中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)への注目が高まりつつある。 大口金融機関向け(W-CBDC)における3つのモデル 同報告書では、W-CBDC実現に向けた3つのモデルが提案されている。それぞれのモデルは、デジタル通貨の地理的な到達範囲や受容性に基づいた分類がなされたものになっている。 国際経済の活性化への期待感 CBDCが、可用性の悪さや断片的な標準、複数の仲介業者を経由する必要性といった問題の克服に役立つと報告書内で言及。ただ、CBDC発行の可能性を考慮する必要性を認める一方で、リスク管理の重視性をも強調。 中央銀行発行のデジタル通貨への高まる注目 カナダ銀行、シンガポール金融庁(中央銀行)、イングランド中央銀行(BoE)は、国際送金が抱える問題解決に向けて実施可能なソリューションのひとつとして、中央銀行のデジタル通貨(CBDC)を推奨する報告書 を発表した。 CBDCに関しては、先日開催されたシンガポール・フィンテック・フェスティバルで、国際通貨基金(IMF)のChristine Lagarde専務理事もキャッシュレス社会への移行を考慮し、中央銀行が発行するデジタル通貨の可能性を探求すべきとの見解を示している。 2018-11-15 16:55 3カ国の中央銀行は報告書の中で、いずれも24時間利用・追跡が可能、匿名性の保護、カウンターパーティーの信用リスクを排除し、利用者の安全を向上するなど、様々なメリットがあると述べている。 将来的にCBDCが発行される場合、リテール(個人・小売)向け(CBDC)あるいは大口金融機関向け(W-CBDC)となる可能性が考えられる。 W-CBDC実現に向けた3つのモデル 同報告書では、地理的に到達範囲または受容性に基づき分類することで実施可能な3つのモデルの概要が挙げられている。 第1のモデルは通貨特有のもので、本国内でのみ送信及び交換が可能というものだ。現行中、或いは実施予定である、管轄区域全体における既存の支払い・決済システムやインフラの強化に基づいている。 このモデルでは、中央銀行が現地通貨によるW-CBDCウォレットを提供し、商業銀行は保有を希望する通貨を発行する国・地域の中央銀行とウォレットを開設する必要がある。 第2つ目のモデルは、国内の管轄区域以外でも送金・交換可能な通貨固有のW-CBDCを、カナダ銀行とMAS、BoEが提案する。 各中央銀行は複数のW-CBDCトークンをサポートする必要がある為、商業銀行は自国の中央銀行による複数のW-CBDCウォレットを保有することになる。 第3のモデルは複数の通貨によって裏付けされており、すべての参加管轄区域内で送金・交換が出来る単独のユニバーサルなW-CBDCである。 最も理想的なモデルという印象を受けるのだが、このモデルの欠点が以下の様に同報告書で指摘されている。 複数の法定通貨の集合による裏付けが必要となる為、このモデルのW-CBDCはボラティリティや潜在的な価格操作、および投機活動の対象となりやすい。 我々の分析によると、それに加えてW-CBDCを裏付けする法定通貨の集合に新たな法定通貨を追加することにおける複雑性が、採用ペースを妨げる可能性がある。 30兆ドル規模への成長が見込まれるリテール・企業間の国際決済 報告書は総体的に、現在国際送金の際に利用されているコルレス銀行チャネルを新たなものへ切り替えることが、可用性の悪さや断片的な標準、複数の仲介業者を経由する必要性といった問題の克服に役立つと言及している。 2016年には22兆ドルだったリテールおよび企業間の国際決済は、年間5.5%の速度で成長を続け、2020年には30兆ドルに達する見込みの様だ。 CBDCの採用により、送金・決済プロセスの簡潔化やスピードアップ、取引の透明化、コスト削減といったメリットが期待出来るのであれば、国際経済に多大なる恩恵をもたらすことは疑念の余地がないとされる。 しかし実現に向け、新たなガバナンスのフレームワークや法的規制の変化、金融政策に与える影響、金融機関および支払いシステム参加者の資格要件など、対処すべき課題は山積みだとも指摘されている。 IMFのLagarde専務理事もCBDC発行の可能性を考慮する必要性を認める一方、リスクを管理しながら利益を享受することの重視性を強調している。 パブリックの仮想通貨がCBDCの代替となる可能性については、「様々な面で通貨機能を満足させるには不完全」と批判的なスタンスをとっている。 共同プロジェクト「Project Jasper」と「Project Ubin」を進めているカナダ銀行とMASは新たにBoEを迎え、国際決済および通貨決済システムに取り組んでいる格好だ。 また、「Project Jasper」と「Project Ubin」を融合させ、分散台帳技術(DLT)を活用したより迅速で低コストな国際決済システムを実現させることが共同事業の目的である。 その他、中国やインド、スウェーデンなどの中央銀行も、CBDCに積極的な関心を示している模様だ。 中央銀行が法的に裏付けされたデジタル通貨の開発・導入に向け動き出したことは、既存の国際決済システムだけではなく、仮想通貨産業にも大きな影響を及ぼすものと予測されるだろう。 CoinPostの関連記事 2018-11-11 19:00 2018-10-10 11:45

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「未登録」証券のICOで初の民事罰、米証券取引委員会が2社に約2600万円の罰金

米証券取引委員会(SEC)は、トークンセールの登録を怠ったケースに関して、同委員会が「初めて」と形容する民事罰を、2つのイニシャル・コイン・オファリング(ICO)に対して科した。同委員会が11月16日に公式プレスリリースで発表した。 SECはICOを実施したキャリアEQ社(エアフォックス)とパラゴン・コイン社の両社と和解したとしている。SECが17年7月にDAO調査報告書において、ICOは証券と見なされる可能性があるとすでに「警告していた」にも関わらず、両社は昨年トークンセールを実施したという。 和解内容は、両社は「被害に遭った投資家に資金を返還し、自社のトークンを証券として登録し、定期的に委員会に報告書を提出すると共に、罰金を支払う」というもの。罰金はそれぞれ25万ドル(約2820万ドル)となっている。 SECの措置は、エアフォックスとパラゴンのトークンが証券、すなわち、収益が第3者の努力や成功に依拠している投資と見なされたことを意味している。このため両社は、米国連邦法の下でSECに登録する義務があった。 エアフォックスはボストンを拠点とするスタートアップで、マーケットにフォーカスした新たなトークン化データ・システムの開発資金としておよそ1500万ドル(約16.9億円)を調達した。一方のパラゴン・コインは、大麻産業向けのブロックチェーンに基づくソリューション開発を目的に約1200万ドル(13.5億円)を調達した。 SEC執行部のステファニー・アバキアン共同責任者は、「これらの事案により、デジタル資産に関して連邦証券法違反がないかどうかを我々が引き続き監視することが、同様の行動を検討している企業に示される」と述べたという。 米経済メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、パラゴンもエアフォックスもSECの発表を否定も肯定もしなかったと、11月16日に伝えた。和解の際の取り決めにより、両社は新規株式公開(IPO)同様、投資家を守るために、第3者の監査を受けた財務諸表その他の情報開示を求められることになる。 SECはまた、エアフォックスとパラゴンの事案に先立って、「マンチー社」と呼ばれる企業にまつわる「詐欺ではない初めてのICO登録事案」が存在したことも指摘した。マンチー社は、トークン発行前に全ての収益を投資家へ返却し、ICOを終了することによって、規制当局による処罰を免れたという。 さらに16日に明らかになったところによると、SECは、著名な仮想通貨支持者であるエリック・ブアヒーズ氏がかつて関与していた仮想通貨ローン会社ソルトが17年に実施した5000万ドルのトークンセールに関して、同社の捜査を開始した。 また、米国初のICO詐欺事件の中心人物である容疑者が、虚偽の情報を提供して投資家から資金を集めた罪を11月16日に認めた。 また、米国初のICO詐欺事件の中心人物である容疑者が、虚偽の情報を提供して投資家から資金を集めた罪を11月16日に認めた。

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プライベートキーを失くした場合にウォレットを復元する方法とは?

インターネットが私たちに犬の動画やおばあちゃんのFacebookアップデートをもたらすようになる前には、お金を失くすことはトラウマになるような悲惨な経験だった。20ドルを落としたら、おそらくそれを2度と見ることはなく、後に残るのは自分を間抜けに感じる紛れもないあの感覚だけだ。 少なくとも法定通貨の世界では、お金を失くすことが少し難しくなった。中央集権型の制度とはつまり、ユーザーネームやパスワードをすぐに復元できるということだ。いくつかのセキュリティーのための質問に答えたり、身分証を提示することで、アクセスを回復できる。火事で何千ドルも焼失したとしても、焼けた紙幣をつなぎ合わせ、ピカピカの新しい紙幣と交換してくれる専門部署のおかげで、助けを得ることができる。 残念ながら、これは仮想通貨業界が乗り越えるのに苦労しているハードルである。そして時には、その結果は涙が出るほど手痛い出費となっている。 仮想通貨の所有権は、それに対するプライベートキーを誰が保有しているかによって決まる。そのため、プライベートキーはパスワードよりもずっと重要だ。これらのコードをクラウドに保存すれば、ハッキングにあった場合に悲惨だし、携帯に保存してくと、携帯を失くしたり、盗まれたり、壊れたりした場合に破滅的だ。仮想通貨愛好家たちは専門家のアドバイスに耳を傾け、より賢くなって、USBスティックや古風に紙切れを利用してオフラインでプライベートキーを保存するようになったが、結局どこに置いたか忘れてしまったり、重要性に気付かずに捨ててしまうこともあった。 そのような恐ろしい話は、コインテレグフの記事を含めて、よく記録されている。7500ビットコイン(現在のレートで約4700万ドル(約53億円)相当)の入ったハードドライブを捨ててしまったウェールズ人の男性に乾杯。そして、何千ものビットコインを保存していた安物のUSBスティックが壊れてしまい、莫大な富の夢も一緒に消え去ってしまったために妻が激怒することを恐れる匿名のオーストラリア人のあなたも忘れてはいませんよ。 プライベートキーを失くしてしまった場合、たいていの場合は手の施しようがない。そうするとおそらく、電子情報の科学捜査会社が昨年、400万のビットコインが永遠に失われてしまったと推計したことも驚きではないだろう。しかし、すでに大金を失ってしまった人には少し遅すぎるかもしれないが、プライベートキーを復元するのを助けるための新しいテクノロジーが現れ始めている。(そして願わくは、催眠術に頼るよりは少し効果的だと良い。) プライベートキーを失くしてしまった場合、たいていの場合は手の施しようがない。そうするとおそらく、電子情報の科学捜査(デジタルフォレンジック)を手掛ける会社が昨年、400万のビットコインが永遠に失われてしまったと推計したことも驚きではないだろう。しかし、すでに大金を失ってしまった人には少し遅すぎるかもしれないが、プライベートキーを復元するのを助けるための新しいテクノロジーが現れ始めている(そして願わくは、催眠術に頼るよりは少し効果的だと良い)。 プライベートキーの保存 1980年代に現れた、仮想通貨の世界では比較的新しいコンセプトである「ゼロ知識証明」が、セキュリティーを犠牲にせずにプライベートキーを回復できるようにし、プライベートキーに対する考え方を変容させると考えるブロックチェーンプラットフォームもある。 このコンセプトは、このように説明できる。自分が何を知っているかを明らかにせずに、何かを知っているということを誰かに証明することができることだ。 よく知られた例は「2つのボールと色盲の友人」である。あなたが、色以外はすべて同じ緑と赤のボールを持っていて、その2つの違いが分からない友達がいるとしよう。それでも、あなたは異なる色だということを証明したい。 色盲の友達は背中の後ろにボールを隠し、そのうち1つを見せる。それをまた背中に隠し、また1つを前に出してきて、質問する。「ボールを取り替えた?」と。 色の違いがあるため、あなたにとっては入れ替えが起こったかどうかは簡単に分かるが、友達には分かり得ない。このプロセスをなんども繰り返すことで、友達がボールの色が異なるということを理解するのを助けることができる。あなたが毎回正しく答えられるからだ。重要なことは、あなたがどちらのボールが緑でどちらが赤かを明かさないということだ。 ソブリン・ウォレット(SovereignWallet)はゼロ知識暗号化を利用して、ユーザーが普段利用するデバイスが失くなったり、壊れてしまった場合に、別のスマートフォンでアプリをダウンロードすることで、ユーザーがプライベートキーを回復できるようにしている。プライベートキーがパスワードとPINで暗号化されており、ネットワークのサーバーに安全に保管されているために、これが可能となっている。代替策としては、コード作成の際に生成されたニーモニックな言葉を伝えることでもプライベートキーを回復するオプションがある。 同プラットフォームは、仮想通貨をメッセンジャースタイルのフォーマットで転送することを可能にし、銀行レベルのセキュリティーと使い勝手の良さの間の妥協点を生み出そうとしているが、ブロックチェーンテクノロジーが外国人労働者が国境を超えて愛する家族にお金を送金する際のコストを抑えることができると考えている。 資産を保護 もちろん、仮想通貨保持者の懸念は、プライベートキーを復元させてくれるメカニズムは、それ自体は望ましくても、資金を悪者に盗まれ危険にさらす可能性があるという点である。このことが、対策にゼロ知識の要素が重要な理由である。 色盲の友人の例に話を戻すと、赤と緑のボールがパスワードを示すと想像してみよう。そして、あなたは世界で唯一その色を見ることができる人なのだ。つまり、色盲の友人を説得しようと同じ実験を試みた詐欺師は、入れ替えの実験であまりに多くの間違いを犯し、友人を納得させることができないということになる。詐欺師にも分からないのだから。 ソブリン・ウォレットはそのインフラの中で、ピーター・ティール氏が創設したシリコンバレーのテクノロジー大手企業パランティアといった企業が頼りにしている機械学習のセキュリティーも利用している。 ユーザーネームとパスワードだけに頼るのではなく、仮想通貨ウォレットはユーザーの利用パターンを監視し、異変があった時にはいつでも作動する。ユーザーが新しいデバイスからログインする場合には必ず追加の認証が必要で、これら追加の認証を上手く通過すると、過去に利用したスマートフォンからは自動的にログアウトすることになる。ソブリン・ウォレットは、本物のスマートフォンの代わりにパソコンベースのエミュレータプログラムでアプリが利用されるのを防ぐテクノロジーといった、その他様々な機能も通じて、「考えることができ、簡単に騙されることのないスマートアプリケーション」になろうと努力していると語っている。 免責事項 :コインテレグラフは当ページのいかなるコンテンツや製品も推奨していない。当社は自らが得たすべての重要情報を提供することを目的にしているが、読者はこの企業に関係したあらゆる行動をとる前に独自の調査を行い、自身の決断については全責任を負わねばならない。また、当記事は投資のアドバイスではない。

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H&MがVeChainを試行|製品データ追跡の活用に注目

H&Mの自社ブランド「Arket」がVeChainを用いたテストランを実施 Arketはサプライチェーンにおけるブロックチェーン技術の試験導入をVeChainを用いて実施した。ファッション大手H&Mは、それについてどのような見解を示していくのか。その動向は注目に値するだろう。 VeChainとは Vechainは「改ざんできない」特性を持つブロックチェーン技術を活用し、商品の「真贋(しんがん)選定」を行うことができる仮想通貨です。中国発のプラットフォームです。 CoinPost:仮想通貨用語集 H&M:VeChainを用いたテストランを実施 ファッション大手H&Mグループの自社ブランド「Arket」は、製品データの安全な追跡を目的とした、VeChain(VET)のブロックチェーンを用いてテストランを実施していることを、大手ブローカーeToroのブロックチェーン・仮想通貨メディア「Hard Fork」が報道した。 Arketの広報担当者は、Hard Forkへのメールで、 Arketは、VeChainを利用し、小規模のPoC(Proof of Concept)を、バリューチェーンにおける安全な製品データ追跡を目的としたブロックチェーン技術を利用するために実施している。 とテストランについて説明した。 また、「そのテストは2018秋季コレクションのウールビーニーで行われた」とも述べている。 H&Mは試験導入をどのように捉えるか H&M傘下のブランドとVeChain間の提携の噂は以前からあり、それは、RedditやTwitterで、ロンドンのArketでユーザーがブロックチェーン導入がされたサービスを試している動画がシェアされたことに端を発したものである。 以下は、ユーザーがArketのアイテムを、消費者の製品情報の詳細の把握を目的としたアプリ「VeChain Pro」を使ってスキャンしている様子を収めた、噂のきっかけとなった動画である。 shopping in London.. with VeChain.. Real use, real value.. Adoption! @vechainofficial #VET $VET pic.twitter.com/vDVZlOHmFu — Dimitrios Neocleous (@_DiNeocleous) 2018年11月2日 試験導入はArketによって明かされたものの、現時点では、提携としては不確定なものであり、単なるテストランに留まるものだ。 Arketは「テストは継続中であり、まだ評価はされていない」と言及した。 ただ、テストの結果に拘らず、ファッション大手H&Mはサプライチェーンのソリューションとして、ブロックチェーンの実用性と利便性についてどのような見解を示すかは、非常に注目すべき動きであると言えるだろう。 VeChainのパートナーシップ VeChainは、今まで様々な企業などとの業務提携を進めている。下記のようにその一部をリストアップ。 PWCー会計監査およびコンサルティングを提供するロンドンを本拠地とする企業で、2017年3月にPwC ChinaとPwC Singaporeとの業務提携を開始した。 Kuehne&Nagelーサプライチェーンとコントラクトロジスティックなど扱う物流企業で本社はスイスにある。同社はVeChainに対して顧客が船積小包を追跡可能にする要望をし、サプライチェーンにおける透明性の向上を図っている。 中国のタバコ産業ー中国は世界で消費されるタバコの30%を消費するタバコ大国だが、中国では偽のタバコが横行しており、それをブロックチェーンの技術を用いて解決しようと構想されている。 BitOceanー仮想通貨交換業などの金融サービスを提供する日本企業で、同社とVeChainは厳しいコンプライスや法律に悩まされているなど共通の課題があり、協力関係を結ぶことにより流動性向上やVeChainの技術に基づく解決策の利用ができ、また同社がVeChainと実社会との結びつきを深めることを狙っている。 FanghuwangークラウドシステムやAI、ビッグデータといった新しい技術を用い、中小企業向けの不動産などを担保としたローンなどの金融サービスを提供している。VeChainは顧客データ収集システムやデータの質向上や、新たなデータ取得、利用のコスト削減するためのデータのシェアビリティの改善に努める。 BYDー中国の代表的な電気自動車メーカーBYDが、VeChainThorのパブリックブロックチェーンプラットフォームを活用した新たなプロジェクトを発表した。具体的には、車両の運転実績とCO2削減量などのデータを取集し、これに基づいてデータを提供者にカーボンクレジットとして報酬を付与する。 これらのデータは、VeChainThorブロックチェーンを通しプロジェクトの参加企業に公開され、最終的には地球規模のCO2排出量の把握と削減を目指している。 VeChainの今後 上記に挙げた通り、VeChainはさまざまな分野でそのユースケースを示しており、よくブロックチェーンのユースケースとして挙げられるサプライチェーン以外の分野でも応用されている。先進的な有名企業がVeChainと協力関係を結び信頼を得ている点から、ブロックチェーンの潜在性が高いだけでなく、VeChainが企業の必要とするソリューションを提供していることが示されている格好だ。 今後も、VeChainがどのように社会やビジネスのあらゆる問題に対して解決策を示し、運用されていくのか目が離せないだろう。 […]

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米FX大手が機関向けの仮想通貨取引所を開設へ|FXのノウハウが期待される

米FX大手が機関向けの仮想通貨取引所を開設へ 米カリフォルニアに本部を置くFX大手が仮想通貨取引のプラットフォームMint Exchangeと提携し、機関投資家向けの新しい仮想通貨取引所を立ち上げることが明らかになった。仮想通貨取引とFXプラットフォームの統合が注目される。 FX大手が手がける機関向けの仮想通貨取引所とは 金融有力メディアFinance Magnates によると、米カリフォルニア・シリコンバレーに本部を置くFXの大手インテグラル・デベロップメント(IDC)はこの度、仮想通貨取引のプラットフォームであるミント・エクスチェンジ(Mint Exchange)と提携して機関投資家向けの新しい仮想通貨取引所を立ち上げる事が決まった。 機関向けのサービスにより安全で流動性の良い仮想通貨市場を提供できるようになると期待されている様だ。 なお、IDCは1993年からFX市場を利用する銀行、ブローカーや資産管理会社へクラウド・ワークフローマネジメントやトレード・テクノロジーを提供しており、バンカメやシティバンクなどの大手銀行を含む200以上の金融機関との取引がある。 FXも仮想通貨に携わる IDCは2017年の終わりから自らが運営するOpen Currency Exchangeの取引プラットフォームでいくつかの仮想通貨を扱い始め、2018年にはその数も増やし、14種類の仮想通貨を上場させ、外部の仮想通貨取引所との連携も行なっている格好だ。 今回のローンチパートナーであるJSTシステムの創設者Todd Morakisはこのように言及した。 より多くの機関プレイヤーが仮想通貨市場へ参加するにつれ、流動性の提供者は、より高度な技術とリスクマネージメントツールが必要となるのだ。そこで、ミントエクスチェンジは、健全なセキュリティとカストディを含めた完全なるソリューションズを提供する第一人者であった。 ミントエクスチェンジはIDCの豊富なFXの取引や法的規制などのノウハウに期待しており、運営ディレクターのマサト・キクチ氏は機関投資家へのサービス提供へ向けての抱負をこのように語った。 私達がミントエクスチェンジを開発するにあたり、IDCのFXプラットフォームとの提携を決めたのは彼らの革新性と安定性の歴史があるからだ。IDCは法定通貨にして一日に400億ドル(4兆円超え)相当の取引を処理しており、仮想通貨取引の取り扱いも可能だと確信している。 今後の動きにも注目 最近では、フィデリティやモルガン・スタンレーのような世界的大手金融機関が仮想通貨市場へ参入し、ハーバード大やイェール大のような大口大学基金も仮想通貨ファンドに投資を行なっているとコインポストで報道した。 2018-10-23 12:04 今までには安定性や信頼性に欠けていると批判されている仮想通貨業界や取引所だが、今後は大手の参入により法的規制に基づいた信頼がおけるサービスが増えることにより、より多くの機関投資家および一般投資家の注目を集めていくだろう。 また、先日、最大手の金融企業モルガン・スタンレーもビットコインおよび仮想通貨に関する調査結果、ビットコインを機関投資家向けの新しい資産クラスと位置づけをした。 12月にはインターコンチネンタル取引所から発足するBakktが開始予定で、これら一連の流れは機関投資家からの資金流入を促し次の強気仮想通貨の引き金になり得ると期待されている。 世界中の仮想通貨業界が従来の投資家へ向けての新しいサービスを始めようとしている中、今後の仮想通貨市場の拡大と普及にどのように繋がるかど注目したいところだ。 CoinPostの関連記事 2018-11-03 18:04 2018-10-13 10:29

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仮想通貨・ブロックチェーン関連の情報収集方法は「イベントに参加」がおすすめ

2017年のブームから下火になったとはいえ、依然として注目を集める仮想通貨。投資を考えていたり、勉強しようとしたりしている方も多いのではないでしょうか。そんな方にまずおすすめしたいのが、仮想通貨関連のカンファレンスや勉強会などのイベントに参加することです。 イベントへの参加は初心者にとって業界の最前線を知るチャンス マルチ商法や悪質な仮想通貨の詐欺などの情報を聞くこともあるでしょう。ですが、本当の仮想通貨イベントは違います。仮想通貨業界の最前線を走る投資家、経営者、技術者たちがその意見を語り、ぶつけ、そして新たなステージに歩もうとする舞台なのです。 仮に技術的な問題を理解できなかったとしても、仮想通貨業界の最前線を走る面々を知ることができることは、自分自身にとって利益をもたらすでしょう。 技術的な内容だからと敬遠しないで、まずは参加してみることが大切です。現在は単にブロックチェーン技術という技術発展性の問題だけでなく、いかに一般社会に認知してもらうか、という問題意識に根差したイベントも多数開催されています。 もちろんこうしたイベントに立つ登壇者の中には、技術的に素人でも仮想通貨ブロックチェーンソリューションを活用している、いわばテクノロジーに関してはあまり知識経験のない方々も参加することがあります。とりあえず参加してみて、登壇者に率直な疑問をぶつけてみるのもありです。 もちろん技術的な会合以外にも投資、しかも利益を上げることを目指したものも多々あります。しかし、今一度覚えておいていただきたいのが仮想通貨は現時点で試験段階ということ。ボラティリティも落ち着いてきたとはいえ、依然として高いままです。 金融商品としてみた場合には非常に高いリスクを持ちます。仮想通貨に投資したからといって必ず勝てるなんてことはありませんし、安定して利益を上げることもなかなか難しいでしょう。もちろん、こうした当たり前の部分も、仮想通貨関連イベントに参加して実際の業界の雰囲気を探ることができれば、理解も深まりやすくなります。 技術者にとってもイベント参加はおすすめ これからの仮想通貨業界、あるいはブロックチェーン業界に可能性を見出している技術者の方も多いでしょう。もちろんこういった方の中にはすでにご自身で行動されている方も多いので、技術者の方のイベント参加もおすすめです。 日本国内では依然として大学でのカリキュラム設定など、しっかりとしたブロックチェーンエンジニアになれる扉は開かれていません。併せて、一般的な就職活動で簡単に働き口が見つかるほど業界が広がりを見せているとは言いづらいのが現状です。だからこそ、イベントに参加し最前線を走る経営者や投資家と関係性を結んでいくことは大切で、これが思わぬ仕事につながる可能性も。 国内のイベントでも、もちろん海外のビッグネームが参加をすることは十分にあります。日本は仮想通貨業界の中では魅力的な市場の一つだからです。つまり、ある程度言葉を使えれば(英語圏の方が多い印象です)、国内にとどまらずイベントを活用することによってより幅広い場所にはばたくことができる可能性もあるのです。 イベントを探してみよう 現在仮想通貨関連イベントは大小含めて様々なものが日夜国内では開催されています。簡単に調べることができますので、ご自身で調べてみて、実際に参加されてみてはいかがでしょうか。 コインチョイスでも、イベントに参加した記事を掲載しています。過去レポは下記のリンクよりご覧ください。 ★仮想通貨・ブロックチェーンに関するイベントの記事一覧 関連 ・QUOINE社の新サービスLiquid(リキッド)発表会:仮想通貨の大きな流動性向上を狙う ・ブロックチェーンを次のステージへ『HashHub ミートアップ vol.1』に参加してきました!

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